今回の調査では、初めて「将来、ITを生かして独立・起業したい」と考えている志望者の多い企業のランキングも作成した(図1)。

独立志向の1位は日本MS

 技術の変化が目まぐるしいIT業界で企業が成長するには、新たな製品・サービスを創出し続けることが不可欠だ。もちろん、それを実現することは簡単ではないのだが、「独立・起業しよう」という気概を持った人材が集まっているほうが有望ではないか、という考えからのランキングである。

図1●独立・起業したいと考えている志望者の多い企業のランキング
図1●独立・起業したいと考えている志望者の多い企業のランキング
「将来、ITを生かして独立・起業したい」とする回答者の比率が高い企業をランキング。1位の日本マイクロソフトの場合、同社を志望する54.5%が「将来、独立・起業したい」と考えている。総合ランキング50位以内の企業を対象に算出
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 結果を見ると、上位は外資系企業とネットサービス企業が名を連ねた。1位は日本マイクロソフトで、志望者の54.5%が「将来、ITを生かして独立・起業したい」と回答した。これに日本ヒューレット・パッカード(同50.6%)、日本IBM(同49.0%)が続く。

 日本企業の上位は、4位のグリー(47.1%)。5位はGMOインターネットグループ(46.2%)で、7位はディー・エヌ・エー(43.5%)と、ネットサービス企業が並んだ。なお、独立・起業したいという学生は、全体の約3割(29.5%)だった。