展示は単なるアプリの紹介ではなく、通信事業者などに向けてユーザーのアプリ利用動向などが分析できることを訴求。同社共同創業者で取締役CFOの高瀬章充氏は、「モンゴルの事業者など、普段接することができない方から興味を持ってもらった」と出展の手ごたえを語る(写真5)。

写真4●「おじさん」キャラクターで注目を集めたFULLER
写真4●「おじさん」キャラクターで注目を集めたFULLER
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写真5●FULLERのブースと同社共同創業者で取締役CFOの高瀬章充氏
写真5●FULLERのブースと同社共同創業者で取締役CFOの高瀬章充氏
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 JETROブースには、ブリリアントサービス、FULLERのほか、「+fooop by ISI-Dentsu」として出展していた電通国際情報サービス、ANALOG TWELVE(アナログトゥエルブ)、arara(アララ)、フェリカネットワークス、G.I.Tec、GMO TECH(GMOテック)、メディアシーク、みやぎモバイルビジネス研究会、モバイルコンピュータ、アシアルが運営する「Monaca」(関連記事:無償モバイルアプリ開発ツールMonacaがBaaS機能を搭載へ)、モルフォ、パナソニックのベンチャー支援制度を活用したPUX、ウィアー・エンジニアリング(We Are Engineering)の計15社・団体が出展していた。

コンテストの優秀作品がMWCにデビュー

写真6●ソニーモバイルコミュニケーションズのブースの一画に設けられた「Multi-Screen UX Competition 2013」のコーナー
写真6●ソニーモバイルコミュニケーションズのブースの一画に設けられた「Multi-Screen UX Competition 2013」のコーナー
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 JETROのブース以外で、日本からの展示が目立ったのがソニーモバイルコミュニケーションズのブースだ(写真6)。ソニーおよびソニーモバイルコミュニケーションズの協賛のもと、日経BP社ITproが主催した「Multi-Screen UX Competition 2013」(MSUC2013)の優秀作品がソニーモバイルコミュニケ―ションズのブースの一画に並んだ。

 MSUC2013は、スマートフォンやタブレット、テレビなどマルチデバイス環境を活用するAndroidアプリやサービス、アイデアを募集したもので、応募自体は日本に限らず、世界から募っている。そのため優秀作品8作品中、4作品が海外の開発者の作品だ。8作品(写真7)は、「Thuuz」(米国)、「SEKAINFO」(日本)、「Seconds」(シンガポール)、「LifeShow Player」(フランス)、「Sekaiphone Multi」(日本)、「SpeakingPal English Tutor」(イスラエル)、「Toneconnect」(日本)、「Beatrobo」(日本/米国)。

写真7●「Multi-Screen UX Competition 2013」の優秀作品
写真7●「Multi-Screen UX Competition 2013」の優秀作品
写真7●「Multi-Screen UX Competition 2013」の優秀作品
写真7●「Multi-Screen UX Competition 2013」の優秀作品
左から「Thuuz」(米国)、「SEKAINFO」(日本)、「Seconds」(シンガポール)
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