「約4割が個人所有デバイスを仕事に活用」「全社的にBYOD(Bring Your Own Device)を推進しているとの回答は約1割。ただし私物デバイスの利用は禁止にもかかわらず『こっそり』使っているユーザーも15%」。ITproが実施したBYODに関するアンケート調査で、このような実態が判明した。

 アンケートは、2月12日から15日にかけて実施した。有効回答数は452。まず最初の質問、「あなたは、個人として所有しているデバイス(携帯電話機やスマートフォン、タブレット端末、ノートPCなど)を仕事に活用していますか?」という質問に対しては、40.5%が「はい」と回答した。「いいえ」は59.5%(図1)。

図1●個人所有デバイスの利用状況
図1●個人所有デバイスの利用状況

 次に、最初の質問で「はい」と回答した183人を対象に、「活用しているのは、どのようなデバイスですか?」を複数回答で聞いた。そうしたところ、「スマートフォン」が60.7%と最も多く、以下、「携帯電話機」(35.5%)、「ノートPC」(34.4%)と続いた(図2)。スマートフォンを購入し、それを仕事に活用しているユーザーが多いという実態が明らかになった。

図2●活用している個人所有デバイスの種類
図2●活用している個人所有デバイスの種類