連載
急変、中国ビジネス
目次
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チャイナリスクを乗り越える三つの対策
日中関係の変化で中国ビジネスの見直しを迫られる日系IT企業だが、いつまでもこの低迷が続くと考える向きは少ない。「市場からの撤退はあり得ない」と、全社が口をそろえる。各社はチャイナリスクをどう乗り越えようとしているのか。
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人材採用にも暗雲が
日中関係の悪化は、営業面だけでなく、日系IT企業の人材採用に対しても影を落とす。「通年で募集をかけている人材採用で、応募がめっきり減った」とTISの丸井室長は話す。9月下旬以降、人材募集の応募者が目に見えて減ったのだ。
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日系企業への販売活動にも変調
日中関係悪化の影響が出ているのは、中国政府系機関や中国政府系企業向けの営業に限らない。中国に進出している日系企業への販売活動にも変調が生じている。多いのは、システムやサービスなどの導入や利用開始の延期である。
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急変、中国ビジネス
沖縄県の尖閣諸島を巡り、悪化したままの日中関係。デモや暴動が収まったあとも、政治的な対立は続き、中国市場へ進出した日系IT企業に「入札がキャンセルされる」「プロジェクトが延期になる」などの影響を及ぼしている。各社が中国で直面している問題と、チャイナリスクをどう乗り越えようとしているのかを追った。
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中国進出の日系IT企業に影響
「日中関係の緊張は続いていますが、大連での事業活動は普段通り。とても安全です」─。東京・西新宿の高層ビルの一室に声が響く。語っているのは、中国・大連でITパークの開発・運営を手がける大連ソフトウエアパークなどの関係者である。
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