Visual Basic、C#、C++のWindows 8アプリケーション開発ではできず、JavaScriptならできることの一つが、HTML5のAPIを利用することです。HTML5はWebの標準規格として今後の浸透が予想されており、そのAPIを使ってプログラミングができることは大きなメリットです。その簡単な例として、画像を描くCanvas(キャンバス)APIを使ってみましょう*5

 新しいプロジェクトを作り(筆者は名前を「Graph01」としました)、default.htmlのbody要素を、リスト3の(a)のようにしてください。(1)の行では、「canvas1」というID(識別子)を持つキャンバスを作り、その大きさを、800×500画素とします。

リスト3●HTML5のCanvas APIを使ってみる
リスト3●HTML5のCanvas APIを使ってみる
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