2013年はクラウド、ソーシャル、ビッグデータ、モバイルが情報システムの新たなプラットフォームになる()。今年、ITベンダーはこの4領域での新製品・サービスを国内で相次ぎ提供開始する。IDC Japanの中村智明リサーチバイスプレジデントはこの4領域を、メインフレーム、クライアント/サーバー型に続く「第3のプラットフォーム」と定義する。

図●2013年の注目分野
クラウド、ソーシャル、ビッグデータ、モバイルの4領域に新製品・サービスが集まる
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 第3のプラットフォームで先行するのは、米アップル、米アマゾン・ドット・コム、米グーグル、米フェイスブックのいわゆる「新ビッグ4」だ。ITベンダーは、企業向けに特化した新製品・サービスで新ビッグ4を追う()。

表●ITベンダーが2013年に提供予定の主な製品・サービス
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