写真●カシオ計算機 業務開発部長 大熊眞次郎氏
[画像のクリックで拡大表示]

 カシオ計算機のIT部門、業務開発部を率いる大熊眞次郎氏が、2012年の最大のニュースとして挙げたのは「日本IBMの社長交代」(ニュース記事:日本IBM社長に独IBM会長のイェッター氏、56年ぶりの外国人社長)。

 社長交代以後は、カシオの利用部門に日本IBMの営業担当者が直接訪問してくるケースが増えてきたといい、「事業とITがますます一体化していくなか、我々IT部門にとって利用部門との一層の連携強化が必要不可欠。日本IBMの営業アプローチの変化は『事業とITの一体化』を意識した動きであることは間違いない」と語る。

[1]日本IBMの社長交代(3月)
日本IBM社長に独IBM会長のイェッター氏、56年ぶりの外国人社長
[2]東京から本社が姿消す。10年で8823社
日経ビジネス2012年12月17日号「特集 東京から本社が消える アジアや地方へ、一極集中の終焉」
[3]中国で反日デモ激化(9月)
中国の反日デモ、NRIや日立などが現地社員に出社規制
[4]自社のデジタルサイネージ事業参入をサポート(11月)
カシオ計算機がデジタルサイネージに参入、約2万時間の長寿命と小型卓上を訴求
[5]内閣府に政府CIOを設置(8月)
政府CIOにリコージャパン顧問の遠藤紘一氏を起用
[6]特許庁プロジェクト失敗(1月)
[スクープ]特許庁、難航していた基幹系刷新を中止へ
55億円無駄に、特許庁の失敗
[7]ファーストサーバがデータ消失を伴う大規模障害(6月)
データ消失障害のファーストサーバが中間報告、「データは復旧不可能」
ファーストサーバ最終報告書、ベテラン担当者のマニュアル無視を黙認
[8]誤認逮捕も発生、遠隔操作ウイルスが社会問題に(10月)
自作ウイルスの検出は困難――「遠隔操作ウイルス」が課題を浮き彫りに
「遠隔操作ウイルス」はありふれたウイルス――その正体を探る
[9]モバイル端末新製品続々(10月)
Apple、期待の「iPad mini」を発表、米国や日本などで11月2日発売
Googleが「Nexus 4」スマホと「Nexus 10」タブレット、11月発売
アマゾンが日本向けKindle最新4モデルを予約開始、「無料3G通信付きで1万2980円」の衝撃
[10]DeNAがBYODやめ会社支給に切り替え(4月)
BYODから会社支給に切り替え 「アイデア創出」を実現