プログラムを実際に書くことを通じて、ビッグデータ活用の基礎をなす統計を学ぶという一冊。使用言語には統計用ライブラリーが豊富な「Python」を使う。アプリケーションの中に統計解析処理を作り込む場合、「R」や「SPSS」のような統計の専用言語を使うのではなく、汎用プログラミング言語を使うというケースが少なくない。実務者向けの入門書と言える。

Think Stats ―プログラマのための統計入門
アレン B. ダウニー著
黒川 洋/黒川 利明 訳
オライリー・ジャパン発行
2100円(税込)