データベースソフト

マイクロソフトが連覇
安定した評価得る

 今回から部門名を「RDBソフト」から「データベースソフト」に変更した。

 オープン系は前回に続き、日本マイクロソフトが首位。総合満足度の数値や高評価の項目は前回と同じであり、安定した評価を得ている。変動があったのは2位と3位。前回3位だった富士通と2位だった日本オラクルの順位が入れ替わった。日本オラクルの総合満足度は前回とほぼ変わらず、富士通が2.7ポイント伸ばして2位に躍り出た形だ。独自OS系では、唯一ランクインした日本IBMが今回も首位を保った。

[画像のクリックで拡大表示]
[画像のクリックで拡大表示]

Webアプリケーションサーバー

NECが再び首位
2位はオラクル

 Webアプリケーションサーバー部門は、前回から1位と3位が入れ替わった。前回3位だったNECが2年ぶりに首位を奪回。同1位だった富士通は3位になった。NECは総合満足度を前回から3.0ポイント伸ばした。「問い合わせへの対応」で高評価を得た。前回と同じく2位の日本オラクルも0.5ポイント総合満足度がアップ。富士通は「導入や初期設定の容易さ」などの項目で平均を下回った。

[画像のクリックで拡大表示]

グループウエアソフト

ネオジャパンが3連覇
グーグルが初登場

 グループウエアソフト部門はこの10年、ネオジャパンとサイボウズの一騎打ちが続いていた。今回も制したのはネオジャパンで3連覇を達成。総合満足度は前回を2ポイント近く下回ったが、全ての評価項目が平均を3ポイント以上上回った。2位は3年連続でサイボウズ。前回に比べ、1位との差が2.4ポイントから0.6ポイントに縮まっている。注目は3位に初登場したグーグル。「性能」や「機能」は上位2社を上回った。このほか重視度の上位3項目にも変動があり、前回の「導入価格」の代わりに「機能」が加わった。

[画像のクリックで拡大表示]