今回は、ユーザーの満足度をメーカー別に見ていく。対象は、アスーステック・コンピューター、NEC、エプソンダイレクト、ソニー、デル、東芝、日本エイサー、日本ヒューレット・パッカード、パナソニック、富士通、マウスコンピューター、レノボ・ジャパンの12社。有効回答数が少ないなどの理由でランキング対象外だったオンキヨーとアップルについても回答の傾向を紹介する。

※端数処理のため、比率の合計が100にならない場合がある
※個別意見は代表的なものを取り上げたが、必ずしもそのメーカーに対する一致した意見ではない

アスーステック・コンピューター

高性能と安さのバランスで購入

 購入の理由にコストパフォーマンスを挙げるユーザーの比率が85.6%と多かった。「Core i7を搭載して7万円で購入できた点を評価している」(30代男性)と高性能の製品を安く入手できたと評価するユーザーが目立つ。実勢価格で3万~5万円と低価格のネットブック「EeePC」の比率は32%。その影響もあり、平均購入価格の約5万6000円は対象メーカーの中で最も低かった。低価格製品を選んだユーザーからは「思った以上に処理が遅い。値段なりだった」(40代女性)という声があった。

[画像のクリックで拡大表示]
ココに満足
  • コストパフォーマンスが良い。国内メーカーの製品は値段が倍ほど違う(50代男性)
  • 5万円で買えるモバイル機の中で考えると非の打ちどころがない(30代男性)
ココが不満
  • ネットブックなので解像度が低く画面が狭かった(40代男性)
  • 冊子マニュアルの内容が不足しており、ネット上で見る必要があるので面倒(20代女性)