• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP
  • PR

  • PR

  • PR

  • PR

  • PR

変わるテレビ

目次情報で録画番組への接触機会向上狙う、ソニーの「もくじでジャンプ」

西畑 浩憲=日経ニューメディア 2012/11/16 日経ニューメディア
出典:日経ニューメディア 2012年10月8日号14ページより
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
目次一覧

 ソニーは、番組内のコーナーごとの目次情報を使い、レコーダーに録り溜めたテレビ番組をより効率的に視聴できる「もくじでジャンプ」機能を搭載したレコーダーを、2012年10月13日に発売する。

 もくじでジャンプ機能は、エム・データが提供する番組関連情報を用いて、録画した番組にコーナーやシーンごとの目次を付ける。また、番組内で紹介された店舗や商品に関する情報も提供しており、商品名や価格、店舗の名前や連絡先、営業時間といった情報を確認できる。

 エム・データが提供している番組情報は、実際の放送番組を見ながら作成しているため、レコーダーの録画データに番組情報が反映されるのは番組終了後2~3時間経過した後になる。ソニーではもくじでジャンプをレコーダーの主要機能と位置づけ、対応機種のリモコンに新たに「コーナー目次」という専用ボタンを配置した。録画番組の再生中にコーナー目次ボタンを押すと、再生中の番組に関するコーナーごとの目次一覧が表示され、どれか選択するとそのコーナーから番組を視聴できる。

録画機能の進化で生まれた課題解消目指す

 ソニーではこれまで、ユーザーが指定したジャンルやキーワードに該当する番組を自動録画する「おまかせ・まる録」機能や、ハードディスク装置(HDD)の大容量化など、ユーザーが見たい番組を録り逃さないための機能強化を進めてきた。その結果、「今度は録り溜めた番組を見きれないという声が増えてきた」(ソニー ホームエンタテインメント&サウンド事業本部 企画マーケティング部門 HAV商品企画部 企画3課の下倉 健太郎 プロダクトマネージャー)という。そこで、番組中でユーザーが興味のあるコーナーだけを視聴できるようにすることで、録り溜めた番組を効率よく視聴し、番組への接触機会を高める目的で「もくじでジャンプ」機能を搭載した。

 もくじでジャンプを使い、タブレット端末との連携も強化する。ソニー製のインターネット対応AV機器をタブレット端末から操作できるアプリケーション「RECOPLA」を近日中にバージョンアップし、タブレット端末でももくじでジャンプを操作/利用できるようにする。レコーダーで再生中の番組の目次をタブレット端末に表示し、目次から好きなシーンを選んでテレビ再生できるほか、DLNAを使いタブレット上で録画番組の好きなシーンから再生することもできる。また、番組情報に含まれる店舗の住所を自動で判別しGoogleマップ上に表示したり、気になる番組情報をメールやクリッピングサービスを使って残したりなど、番組情報を多角的に活用できる。

放送局との協調前提にタブレットでは各種展開も

 商品や店舗に関する情報を使い、通販やクーポン関連のビジネスに繋げる可能性については「レコーダー向けには考えていないが、タブレットアプリ向けには今後検討する可能性はある」(下倉プロダクトマネージャー)という。

 レコーダーの場合、番組に連動した通販やクーポンなどを扱おうとすると、テレビの画面内に再生番組と操作メニューの両方を表示することになり、そうした用途の使い勝手は良くないためだ。タブレットアプリならテレビ画面とは異なるスクリーンに情報を表示できるため、録画番組の視聴を邪魔せずに手元で通販やクーポンなどの情報を見られる。

 ただし放送事業者が提供する番組から派生する取り組みとなることから、放送事業者自身のビジネスとのバランスは常に考慮しながら取り組むという。また「放送事業者からこうしたビジネスに関する提案などあれば、前向きに検討させてもらいたい」と述べ、放送事業者との協調関係を前提に事業展開を進める考えを示した。

 ソニーでは、もくじでジャンプの利用シーンとして、ユーザーが能動的に自分の見たいコーナーを選択する自己完結型の利用シーンを想定している。そのため目次データを対象としたシーン検索機能や、ユーザーが面白いと感じた番組のシーンをSNSなどを使い友人と共有するといった機能は搭載していない(ただし、番組で紹介された商品や店舗に関する情報は、番組情報を含めずにSNSに投稿できる)。シーン検索やSNS連携については展示会などの場で対応を希望する声が既に出ているという。「今回は目次情報活用の第一弾。今後、目次情報を活用した機能やサービスに対する反応や受け入れられ方を見ながら、どこまで対応できるかを検討する」と方針を説明した。

あなたにお薦め

連載新着

連載目次を見る

今のおすすめ記事

ITpro SPECIALPR

What’s New!

経営

アプリケーション/DB/ミドルウエア

クラウド

運用管理

設計/開発

サーバー/ストレージ

クライアント/OA機器

ネットワーク/通信サービス

セキュリティ

もっと見る