日本マイクロソフトは本日(2012年10月26日)、Windows 8を正式リリースした。Windows 7から3年ぶりとなる主力クライアントOSのメジャーバージョンアップであり、10月25日の前夜祭に続いて26日朝には東京都内の家電量販店で発売記念のセレモニーが開催された(写真)。
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Windows 8の正式リリースに合わせて先週後半から今週にかけて、主要PCベンダーがWindows 8搭載PCの新製品を相次いで発表した。Windows 8はタブレットに適したユーザーインタフェース(UI)を新たに採用しており、各社のラインアップにはタッチ操作のタブレット型PCが追加されている。中にはデルの「XPS 12」のように、ディスプレイを回転させることで、ノートPC、タブレットのいずれとしても使えるユニークな製品も登場している。
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Windows 8がタッチ操作に適した新しいUIを採用した背景には、スマートフォンやタブレットといったスマートデバイスの普及で、クライアントPCが情報端末の“王様”から、そのひとつに過ぎなくなったという事情がある。Windows 8には、スマートデバイス向けOSという新たな役割が期待されている。だがその一方で、伝統的なUIに慣れ親しんだユーザーがWindows 8をすんなり受け入れるかどうかという不安もある。
Windows 8は期待と不安の中、船出の日を迎えることになった。
Windows 8への期待と不安
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