幕張メッセで開催中の最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2012」では、“これから来る”製品や技術が多数展示されている。その中から、注目の製品/技術をピックアップしてお伝えしよう。
ドコモの「冬モデル」スマホが早くもお披露目
NTTドコモは8月末に、例年にはない「秋モデル」のスマートフォンを発表して新機種投入のスピードアップを表明したが、今回のCEATECでは冬モデルの一部を先行展示している(正式発表は10月11日の予定)。さて、どんな新製品が登場するのか。ディスプレイを5.5インチに大型化した「GALAXY Note II SC-02E」など4機種を披露した。
iPadのRetinaを超える!シャープの高精細ディスプレイ
シャープが参考出展した「10.1型 IGZOタブレット」のディスプレイ解像度は、2560×1600ドット(299ppi)と、とても精細だ。iPadのRetinaディスプレイ(2048×1536ドット、264ppi)を超え、もう印刷物並みといえよう。搭載製品の登場が楽しみである。
バリエーションが広がるノート/タブレットのハイブリッド機
東芝や富士通のブースでは、タブレットとしても使えるノートPCを参考展示している。東芝のUltrabookは、ディスプレイをキーボードの上に重ねるようにスライドさせるとタブレット型になる。これに対して富士通の製品は、キーボードとディスプレイが分離可能なタイプだ。搭載OSはWindows 8。
そのほか気になる製品/技術