EMCジャパンは2012年10月10日(水)から10月12日(金)に東京ビッグサイトにて開催される「ITpro EXPO 2012」展示会に出展する。同社にとっては、プライベートイベント「EMC Forum 2012」の位置付けとなる。展示ブースは、ITpro EXPO 2012の展示ブースの中で最大規模。展示テーマは「TRANSFORM」(革新)で、IT/ビジネス/自分自身の変革を掲げ、関連製品をアピールする。


 EMCジャパンの展示ブースは、同社とパートナー企業18社による展示コーナーとミニシアター講演で構成する。メインテーマは「TRANSFORM」(変革)で、「IT+BUSINESS+YOURSELF」(ITとビジネスと自分自身)の変革を掲げる。この大テーマの下、クラウド、トラスト(セキュリティ)、ビッグデータという小テーマごとに、同社の製品を紹介する(写真1)。

写真1●EMCジャパンの展示ブースイメージ
写真1●EMCジャパンの展示ブースイメージ
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 展示ブースの場所も考慮した。「会社の知名度がまだまだ低い」(EMCジャパン、マーケティング本部の市川達也氏)ことから、見た目のインパクトを最大限にするため、展示会場の入り口付近にブースを構えることとした。また、幅5mの通路を挟んだ二つの独立したブロックを合わせて、最大規模の広さを確保。ブース内外における来場者の動線を効率化し、ブース内の全展示に足を運びやすいように工夫するという。

 ブース内のレイアウトは、製品の種類によって大まかに分割する。具体的には、基幹業務向けのSANストレージなどを中核とするストレージコア、スケールアウト型NASの「EMC Isilon」、データベース/ビッグデータ活用の「EMC GreenPlum」、情報セキュリティーのRSA事業、文書管理の「EMC Documentum」---といった具合だ。

 展示ブースは、合計で50個の展示スペースで構成する。EMCジャパン自身のほか、イベント協賛パートナー18社が展示コーナーを設け、それぞれの製品やサービスを紹介する。

 展示ブース内のコンテンツにアクセスしやすいよう、タッチパネル式のナビゲーションシステムも設置する。等身大の専用きょう体を使った本格的なもので、ショッピングモールなどに置いてある検索機器をイメージしたという。来場者は、タッチパネルを利用して、製品名/パートナー企業名での検索や、抱えている課題に応じた問題解決策の検索ができる。