東日本大震災が発生してから、2回目の夏が訪れた。被災地にはまだ津波の爪痕が残り、多くの避難者が仮設住宅で暮らす。産業の復興はまだ緒についたばかりだ。
被災地では、ITを活用して復興につなげようという動きが起きている。ITを活用した被災地への支援も、静かに息長く広がっている。
ITで立ち上がる被災地
岩手県大槌町など被災3町村がシステム共同刷新、クラウドで対災害性確保
「プログラミングという“魔法”を使おう」、岩手県大槌町で中高生Ruby教室開催
南相馬チャンネルで7月29日の「相馬野馬追」本祭りを完全ライブ中継
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東日本復興支援コンソーシアム設立、南相馬市に加え陸前高田市と女川町が参加
復興支援を「誰よりも速く」
国の災害対策本部へ最初にやってきた民間企業は、自分たちのようだった
「できることがあれば、全力で支援します」とだけ言って、千差万別のニーズを汲み上げる
これは自分たちの仕事じゃない、と決めてしまわずに、何でもやる。そうやって人を巻き込む
息の長い復興支援を
NTTデータが石巻BPOセンタでクラウド窓口業務、復興支援で雇用100人創出へ
被災地の情報をWeb・ソーシャル・紙で発信する「NewsLabおおつち」が始動
グーグルが被災地企業のWeb活用支援ワークショップ開催へ、早大などと連携
Hack for Japanが復旧・復興支援制度の検索・周知支援プロジェクトなど公開
会津大学とNTT東日本、復興支援事業でM2Mネットワーク基盤など構築
総務省、2012年版情報通信白書を公表、ICTによる震災復興を展望