新しいネットの巨人、フェイスブック。登録ユーザー数は全世界で9億人を超え、エジプトのデモで使われるなど世界的に影響力を増している。2012年5月にはナスダックに上場、大きな話題となった。日本でも登録ユーザー数が急増している。本連載では、ノンフィクションとしては異例のベストセラーとなった『フェイスブック 若き天才の野望』の共訳者である滑川氏が、本書の内容を基に、フェイスブックの本当の威力と同社を率いる若きCEO、マーク・ザッカーバーグを紹介する。

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滑川 海彦(なめかわ・うみひこ)
千葉県生まれ。東京大学法学部卒。東京都庁勤務を経てフリー。IT分野の評論と翻訳を手がける。ITニュースブログ「TechCrunch Japan」翻訳チーム。著書に、『ソーシャル・ウェブ入門 Google, mixi, ブログ…新しいWeb世界の歩き方』(技術評論社)、『データベース 電子図書館の検索・活用法』(共著、東洋経済新報社)ほか、訳書に『ビジネス・ツイッター 世界の企業を変えた140文字の会話メディア』(共訳、日経BP社)ほか。ツイッター:@namekawa01、フェイスブック:http://www.facebook.com/namekawa01