米Appleと韓国Samsung Electronicsの間で争われている特許侵害訴訟で、米カリフォルニア州サンノゼの連邦地方裁判所は現地時間2012年8月24日、Samsungによる特許侵害行為を認め、同社に10億5000万ドルの損害賠償支払いを命じた。Samsungの全面的敗訴と言えるこの判決だが、NTTドコモは「日本では特に影響なし」とコメント。専門家は本当の勝負は次の連邦巡回控訴裁判所での裁判になると指摘する。判決の波紋と訴訟の分析をまとめた。
Samsung敗訴の衝撃
Apple、Samsung製スマートフォン8機種の販売差止仮処分を申請
アップルとサムスンの訴訟についてドコモがコメント、「日本では特に影響なし」
AppleがSamsungとの特許侵害訴訟で勝利、損害賠償は10億5000万ドル
訴訟の行方を読む
Apple対Samsungの本当の勝負は控訴審、販売差し止めのハードルは高い
世界中で繰り広げられる訴訟の経緯
AppleとSamsungの両CEOが電話会議、和解の道探る---海外メディア報道
「Galaxy TabはiPadほど格好良くない」、英裁判所が意匠権侵害認めず
豪裁判所、Samsung製タブレット端末の仮差し止めを覆す判決
「Galaxy Tab 10.1」にドイツで販売差し止め命令、Samsungは控訴へ
AppleとSamsungの特許係争、欧州競争当局が調査へ---米英メディア
SamsungがAppleを逆提訴、韓国・日本・ドイツで特許侵害訴訟
AppleとSamsungが和解協議への参加に合意、海外メディアの報道
Apple、モバイル特許係争でSamsungに和解提案か? 米紙報道