急速に企業の業務にも取り入れられ始めたスマートフォンやタブレット端末は「速い」「安い」「使いやすい」と3拍子揃った業務システムを実現できる。とはいえ使い方を間違えて利用者からそっぽを向かれるリスクも決して小さくない。多様な機能を備えているだけに、使う側が「何をしたいか」を明確にしていないと、どの機能も中途半端となり十分に使われないことになりかねない。

 そこで活用現場への密着取材を通じて、スマホやタブレットを生かして業務プロセスの改革に乗り出した事例を紹介する。さらに使いこなすうえで留意すべきポイントも掘り下げていく。

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