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 壊れたnasneを入手した我々は、さっそく分解に挑む。が、あっけないほど簡単だった。

側面の四隅にある小さいカバーを外すと、中からネジが現れた(図1、2)。このネジは、一般的なプラス・ドライバーで回すことができる。早速、ネジを外す。が、筐体をすぐに開くことができない。筐体にあるすき間にマイナス・ドライバーを入れたり、爪を入れたりして、ようやく側面の筐体が外れた。

図1 側面の四隅に小さいカバーがある。
図1 側面の四隅に小さいカバーがある。
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図2 側面の四隅にある小さいカバーを外すと、中からネジが現れた
図2 側面の四隅にある小さいカバーを外すと、中からネジが現れた
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 内部は非常にシンプルで、大きなメイン基板があるだけだ(図3)。メイン基板に実装されたHDDを見ると、「HITACHI」のロゴが(図4)。このHDDは、容量が500Gバイトの米HGST社製「Z5K500」だった。厚さが7mmの2.5型 品で、回転数は5400rpmである。

図3 側面の筐体が外れた。
図3 側面の筐体が外れた。
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図4 HGST社のHDDだった。
図4 HGST社のHDDだった。
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