芦屋広太氏の人気連載「一つ上のヒューマンマネジメント」で先日、「評価を高める仕事術」シリーズが完結した。同シリーズは、“ダメ評価”につながる11のネガティブ特性について、その具体的な内容と改善方法を解説したものである。2009年12月の開始からおよそ2年半、計30回にわたる長期シリーズとなった。
11のネガティブ特性は以下の通りである。
- 先を読まない、深読みしない、刹那主義
- 主体性がない、受け身である
- うっかりが多い、思慮が浅い
- 無責任、逃げ腰体質
- 本質が語れない、理解が浅い
- ひと言で語れない、話が冗長
- 抽象的、具体性がない、表面的
- 説得力がない、納得感が得られない
- 仕事が進まない、放置体質
- 言いたいことが不明、論点が絞れない、話が拡散
- 駆け引きできない、せっかち、期を待てない
自分のネガティブ特性に向き合うのは少々辛いものだが、夏休みの時期、心を落ち着けて、これら11項目が自分にあてはまるかどうかを改めてチェックしてみてはどうだろうか。その上で、ネガティブ特性を自覚した項目について、連載を参考に改善にトライしてみよう。
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【プロローグ】
- 「ダメ評価」につながる11のネガティブ特性
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【先を読まない、深読みしない、刹那主義】
- 「先が読めない」人は損をする
- 自分の「ダメ常識」が成長を妨げる
- ドキュメントから浮かび上がるネガティブ特性
- 会話を通じて「ネガティブ特性」を排除する
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【主体性がない、受け身である】
- 主体性がなく、受け身な人がプロジェクトを壊す
- 「正しい行動」が「正しくない行動」になった理由
- 「受け身」を「主体的」に変える五つの指導法
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【うっかりが多い、思慮が浅い】
- 「思慮が浅い人」がプロジェクトを窮地に追い込む
- 「思慮が浅い」を治すのに技術はいらぬ
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【無責任、逃げ腰体質】
- 無責任な上司が部下を壊す
- 部下が無責任な上司を変える秘訣
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【本質が語れない、理解が浅い】
- 「本質」が見えない人はなぜ多いのか
- 「本質を語れる人」になる6の習慣