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 3DS LLの電源を入れ、初期設定を済ます(図1)。この時点で、大きくなった裸眼3Dディスプレイの迫力に少々感動した。3DS LLにプリインストールされている3D動画を見た同僚は、「やっぱり大きいことはいいことだ」と満足げだ(図2)。ちなみに同僚と筆者は、いずれも3DSユーザーである。

図1 初期設定を行う
図1 初期設定を行う
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図2 プリインストールされている3D動画。画面が大きいだけに迫力がある
図2 プリインストールされている3D動画。画面が大きいだけに迫力がある
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 上側の筐体右側にある「3Dボリューム」を上げ下げすることで、立体感を調整する。3Dボリュームを下げるほど、立体感は弱まり、一番下に行くと、通常の2D映像になる。この機能は3DSと同じだが、3Dボリュームの構造に少々違いがある。3DS LLの場合、3Dボリュームを下げると、途中で「ストッパー」のようなものに引っかかり、一番下までいかない。そこで力を少し入れて3Dボリュームを下げると一番下まで行き、2D映像に切り替わる。これは、立体感を弱めたいにもかかわらず、意図せず2D映像に切り替わってしまうことを防止する措置だ。3DSの場合は、ストッパーのようなものはなく、3Dボリュームを簡単に一番下にまで移動できたので、意図せずに2D映像に切り替わることがあった。

 はやる気持ちを抑えられず、さっそく分解に着手する。