2012年7月28日朝。予約していた「ニンテンドー3DS LL」を引き取りに量販店に向かうと、開店時間の15分前だというのに、既に開店していた。店員に聞くと、「行列ができていたので、少々早めに店を開きました」とのこと。筆者が到着した頃は、その行列はなく、レジですぐに3DS LLを引き取ることができた(図1)。見たかったな行列。いや、むしろ並びたかった。

図1 3DS LLを購入
図1 3DS LLを購入
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図2 開封
図2 開封
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 そのまま編集部に戻り、さっそく開封する(図2)。3DS LLを収めた箱は、思いのほか小さい。ACアダプターをはじめ、各種周辺機器を省いているからだろう。なるべく箱を小さくし、運送コストを削減する狙いもありそうだ。

加えて、箱自体のコストを下げる工夫もみられる。3DSを収めた箱の表面は光沢があり、高級感があった。一方、3DS LLの箱は、一般的なダンボールで光沢はなかった。

 開封すると、説明書類が入った袋が目に飛び込んできた(図3)。よくみると、その袋は開いたままだ。テープなどで止められていない(図4)。これも、コスト削減の一環なのだろうか。

図3 説明書などが入った袋が見える
図3 説明書などが入った袋が見える
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図4 説明書類が入った袋の口は開いている
図4 説明書類が入った袋の口は開いている
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 説明書類が入った袋を取り出し、薄い袋に入った3DS LL本体を取り出す。これで、箱の中身は全部だ。つまり、説明書類を納めた箱と3DS LL本体しかない。付属のSDメモリーカードは、もともと3DS LLに内蔵してあった。

 さっそく電源を入れてみる。