今回の投稿は、最近のブランク氏の東海岸への旅行におけるエピソードです。米国ではよくありがちなフライトの遅延やキャンセルですが、目標に向かって突き進むブランク氏のアントレプレナー魂に火がついたようです。(ITpro)

 かつて私がアントレプレナーだったとき、私は目標を執拗に追求しました。私と目標の間にあるすべての事柄は、単に取り除くべき障害物でした。それがどんなことだったかを思い出させる出来ごとが、今週末にありました。

時間は十分ある

 私は、バージニア州のウィリアムスバーグで開催された全米州知事会議で講演しました。私の講演が終わったのは、日曜日の正午でした。月曜日の朝9時半には、シカゴで連邦議会の広聴会(私が主な証人でした)に出席することになっています。最終便だとキャンセルされると困るので、リッチモンド空港の最終便の前の便に搭乗することにしていました。

 私と妻は、午後4時45分の便に間に合うように空港に行きましたが、搭乗便は午後6時発に延期されていました。まあ、問題はないでしょう。おや、午後7時半に再度延期されました。どうやら、最終便の方は午後8時に予定通りに出発しそうです。

「最終便には乗れるでしょうか」
「いいえ、満席です」

 こんなやりとりがあり、私たちは待合室で、当初の便が、午後8時、9時、10時に延期されるのを座って待っていましたが、最終的にはキャンセルされてしまいました。

 ちょっと時間は厳しくなりましたが、明朝6時に、同じリッチモンド空港発シカゴ行きの便があります。これなら問題ありません。それに乗れば、公聴会には十分間に合います。ところが、笑みを浮かべたユナイテッド航空(UA)の職員は「それも満席です」と伝えてきました。私は少々心配になり、「アメリカン航空(AA)の6時の便の状況は?」と聞くと、彼女は「それも、満席です。次の便は8時です」と言います。「それでは、それに乗りたいのだけど」とたずねましたが、「おや、それも満席です」とのことでした。