2012年7月17日、日本マイクロソフトは次期Officeのカスタマープレビュー版を発表した(関連記事:マイクロソフト、次期「Office 2013」プレビュー版を日本でも公開)。

写真1●Office 2013を含む次期Officeを発表する日本マイクロソフトのロアン・カン氏

 日本マイクロソフト 業務執行役員 Officeビジネス本部 本部長のロアン・カン氏は次期Officeの訴求ポイントについて「マルチデバイス・クラウド・ソーシャル」という3点を挙げ、ITを取り巻く環境の急速な変化に対応したことをアピールした(写真1)。

 次期Officeでは、Word・Excel・PowerPointといった各アプリケーションの機能強化に加え、タッチ操作に最適化したモードにも対応する(関連記事:「Office 2013」の新機能をレビュー、製品担当者が込めた思いとは)。Metro風のUIデザインやサブスクリプションモデルの拡大、Officeのオンデマンドインストールなど、新しい概念を多数取り入れたメジャーバージョンアップとなっている。

 ここでは、パッケージ版「Office Professional 2013」のプレビュー版を利用して、どのように変わるのか新機能を中心に詳細にレビューしてみよう。