シンガポールや香港に対抗する新たなアジアのデータセンター(DC)ハブとして、そして日本企業のシステムのバックアップ拠点として、韓国のDC事業者が外資企業の誘致を積極化し始めた。なかでも、最も注力して売り込んでいるのは釜山のDCだ。LGグループの大手システム会社LG CNSや、韓国最大手の通信事業者KTへの現地取材を通じ、ベールを脱ぎ始めた韓国のDCが持つ実力を明らかにする。

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