新たに、Windows Serverをホスティングしている事業者から、Webサイト、仮想マシン、サービス管理ポータル、APIといったWindows Azureサービスの一部機能が提供できるようになることが発表されました。また、6月末に都内で開催された「Go Azure」で日本国内の先進事例が紹介されました。ストレージトランザクションの無料範囲の拡大やSDK for PHPのアップデートもアナウンスされています。

Azureサービスの一部をWindows Serverで提供可能に

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 カナダのトロントで2012年7月8日~12日(現地時間)の日程で開催された「Worldwide Partner Conference(WDC)」で、ホスティングサービスプロバイダー向けの新サービスがアナウンスされました。Windows AzureのWebサイト、仮想マシン、サービス管理ポータルおよびAPIの機能をWindows Server上で展開できるようにするというものです。CTP(Community Technology Preview)として試用が可能になっています。

 これを利用することにより、Windows ServerおよびSystem Centerでサーバーを運用されているホスティング事業者が、Windows Azureの一部機能を提供できることになります。

●関連情報
Bringing Windows Azure Services to Windows Server for Hosting Service Providers
Microsoft Announces New Cloud Opportunities for Partners](ニュースリリース)