問題

問78 著作権法によるソフトウェアの保護範囲に関する記述のうち、適切なものはどれか。

ア アプリケーションプログラムは著作権法によって保護されるが、OSなどの基本プログラムは権利の対価がハードウェアの料金に含まれるので、保護されない。
イ アルゴリズムやプログラム言語は、著作権法によって保護される。
ウ アルゴリズムを記述した文書は著作権法で保護されるが、プログラムは保護されない。
エ ソースプログラムとオブジェクトプログラムの両方とも著作権法によって保護される。

解説と解答

ア:OS などの基本プログラムも、著作権法によって保護されています。×
イ:アルゴリズムやプログラム言語は、著作権法によって保護されていません。×
ウ:アルゴリズムを記述した文書も、プログラムも著作権法によって保護されています。
(アルゴリズム自体は、著作権法の保護対象外です)
エ:ソースプログラムとオブジェクトプログラムの両方とも著作権法によって保護されています。○

 よって、正解はエとなります。

鈴木 啓一郎(すずき・けいいちろう)
ITに関するコンサルティングや教育を実施するアイティ・アシストのインストラクタ。新入社員研修や各種ベンダー試験、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験などの対策研修も手がけている。ITストラテジスト、システム監査技術者などの資格を所持。