パートナー満足度の全15部門のうち、今回はネットワーク関連部門の詳細データを紹介する。「シンクライアントシステム」「ネットワーク機器」「TV会議/ビジュアルコミュニケーションシステム」「ネットワークサービス」の4部門だ。ネットワークサービス部門では、総合満足度でわずか1.8ポイントの範囲に上位4ベンダーがひしめき、大接戦となっている。ネットワーク機器では、価格競争力で勝るヤマハが4連覇中だ。

シンクライアントシステム

日立が首位返り咲き
全項目で平均超える

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 シンクライアントシステムでは、昨年2位に順位を落とした日立製作所が首位に返り咲いた。日立は全項目で平均を上回った。2位にNEC、3位に富士通が入り、上位3社を国産勢が占める結果となった。

ネットワーク機器

ヤマハが4連覇
シスコも躍進

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 ネットワーク機器では、ヤマハが4連覇を達成した。「価格競争力」で他社を大きく上回ったのが勝因だ。2位になったシスコシステムズは、製品などが高い評価を受け、前回調査から順位を三つ上げた。