名刺を使ってスマートフォンの連絡先を交換する

 スマートフォンで悩ましいのが、連絡先の交換。携帯電話の時代は、赤外線通信で交換ができたのだが、スマートフォンでは赤外線通信機能は少数派だ。

 連絡先の交換相手がビジネスパーソンであれば名刺を渡してもらい、「CamCard」というアプリで撮影して取り込むと楽だ。取り込んだ名刺情報は、そのままスマートフォンの連絡先に取り込める(図1)。

図1●CamCard
図1●CamCard
「CamCard」というアプリを使って、名刺をスマートフォンのカメラで撮影(左)。名刺の内容をそのままスマートフォンの連絡先に登録できる(右)。
[画像のクリックで拡大表示]

 Androidスマートフォンでは、このCamCardに加えて、「スマート名刺QR」というアプリを併用すれば、自分の連絡先を相手に文字入力させることなく伝えられる。具体的にはCamCardで自分の名刺を連絡先に登録し、そのデータをスマートQRを使ってQRコードに変換。このQRコードを相手の携帯電話やスマートフォンのバーコードリーダー機能で読み取ってもらえばよい(図2)。

図2●スマート名刺QR
図2●スマート名刺QR
自分の名刺を相手のスマートフォンに転送するには、Camcardで取り込んでから「スマート名刺QR」というアプリで読み出す(左)。これをQRコードに変換して相手に撮影してもらう(右)。
[画像のクリックで拡大表示]

スマートフォンの映像を大画面で映し出す

 Androidスマートフォンの一部は、HDMI端子を標準で装備する(図3)。iPhoneも別売のケーブル「Apple Digital AVアダプタ」(3980円)を利用すれば、HDMI端子を増設可能だ。こうしたスマートフォンをHDMI端子を装備したプロジェクターや大画面テレビにつなげれば、プレゼンテーションなどが可能だ(図4)。

図3●HDMI端子を標準で装備するスマートフォンなら、大画面テレビやプロジェクターに直結できる
図3●HDMI端子を標準で装備するスマートフォンなら、大画面テレビやプロジェクターに直結できる
[画像のクリックで拡大表示]
図4●Officeファイルを開いた状態で、プロジェクターにつなげば簡単なプレゼンテーションも可能
図4●Officeファイルを開いた状態で、プロジェクターにつなげば簡単なプレゼンテーションも可能
[画像のクリックで拡大表示]