ユーザーがFacebookページを開いた時、どこに目を移すか。
皆さんはそういった目線の動きを意識してコンテンツの配置をしていますでしょうか?

 Mashableのアイトラッキングの調査記事により、その実態が公開されました(EyeTrackShopというツールを使い、30人の被験者から結果を抽出しています)。

 原文は『Facebook Timeline Changed the Way We See Brand Pages; Here's How』ですが、こちらを元に解説や補足を加えて主な結果をご紹介していきます。

    ■目次
    1.最も見られやすいのは『カバー写真』と『アプリタブ画像』
    2.ウォール投稿まで見てくれる割合は32%~40%
    3.ウォール投稿は平均5秒しか見ない。
    4.タイムラインの各要素を見る順番と見始めるまでの所要時間
    5.カバー写真の目を引きたい場合は「顔付き」で。

1.最も見られやすいのは『カバー写真』と『アプリタブ画像』

 アイトラッキングの調査では、以下のようなヒートマップでユーザーの目線の場所を示します。最も見られる場所が赤です。

▼Facebookページ上の目線の場所を示すヒートマップ(左:旧デザイン、右:新デザイン)

 こちらのヒートマップをご覧頂くと、『カバー写真』と『アプリタブ画像』がよく見られている事が分かります。

アプリタブ画像は変更できる。

 Facebookページのタイムライン適用で、「タイムラインが全てだ!タブページは意味がない!」といった声を聞く事もありました(さすがに、5月現在ではそういった声は聞かなくなりましたが。)

 今回のアイトラッキングの調査結果では、旧Facebookページに比べて、アプリタブページが見られやすくなった事が分かります。(以下画像をご覧下さい。)

▼新旧Facebookページのアプリタブの見られやすさ比較。(左:旧デザイン、右:新デザイン)

↑新デザインのほうが、アプリタブ部分を見て貰えている。