企業ネットワークやシステムの管理者を取り巻く環境は、年々厳しさを増している。コスト削減の要求は絶えることなく、機器やソフトウエアの新規導入、十分な人材の確保は難しくなる一方だ。こうした状況で、機器の管理やOS、アプリケーションなどの更新を定期的にこなすのは大変だろう。外部委託や運用の自動化が進んでいるのではないだろうか──。

 そこで日経NETWORKは、ネットワークやサーバーシステムを外部に委託する企業はどれくらいなのか、機器の自動設定機能やクラウド関連サービスの利用率はどの程度なのかを調べるため、「ネットワークの実態調査 2011」を実施した。

目次