■「Event Log Explorer」はローカルコンピュータのイベントログを詳細に分析できるほか、ネットワーク上の複数のコンピュータのイベントログを集中管理できるフリーソフトである。
■複数のコンピュータで記録されたイベントログを効率的に分析できる。そのほか、公開されているイベントログデータベースなどの参照も可能だ。

■ソフト名 Event Log Explorer(バージョン4.0
Win7VistaXP2000NT20082003
日本語英語
■開発 FSPro Labs社
■URL http://www.eventlogxp.com/
■ファイル elex40beta.zip(4,504,015バイト)
ほかに、安定版(バージョン3.3)も利用可能(Build 3.3.1.801、elex.zip、4,093,199バイト)
■対応OS Windows 7/Vista/XP/2000/NT/Server 2008/Server 2003
■価格 個人使用に限り無料(Free License Keyの取得が必要)、ただしローカルコンピュータを含め3台までのコンピュータに接続が制限されている。
■評価
(5段階)
★★★★☆

 Windowsシステムのイベントログは、システムで発生したイベントがいくつかのグループ(アプリケーション、セキュリティ、システムなど、ほかにInternet ExplorerやWindows PowerShellなどのイベントも記録される)に分けて記録されている。通常は管理ツールに含まれる「イベントビューア」で確認できる(図1)。

図1●Windows標準のイベントビューア画面(Windows XPの画面)
図1●Windows標準のイベントビューア画面(Windows XPの画面)
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 このように「情報」、「警告」および「エラー」などの種類別にさまざまなイベントが記録されている。これらの情報を分析することで、システムに発生しているトラブルへの対応を探る有効な手段となるなど、コンピュータを管理する上での重要なシステムツールの1つである。