常に持ち歩く機器であるスマートフォン。ちょっとした仕事の合間に、メールやネット検索、さらにはゲーム、SNSといったプライベートなこともできてしまう。業務中のスマートフォンのプライベート利用については、企業によっては規定や制約があり、利用が制限されている。一体どの程度の企業に規定があり、どの程度の人が業務中にプライベート利用をしているのだろうか。今回はそんな就業時のプライベートでのスマートフォン事情を見ていく。
調査概要 | 就業中・合間のスマートフォンのプライベート利用について |
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主催 | モバイルマーケティング・ジャパン、ネットマイル |
対象ユーザー | 「スマホリサーチ」パネル(共通ポイントプログラム「ネットマイル」会員約450万人の中から抽出したスマートフォンユーザー) |
調査期間 | 2012年4月1日~4月6日 |
方式 | インターネット調査(回答はすべてスマートフォンから得たもの) |
有効回答数 | 1545 |
なお今回のアンケートもスマートフォンユーザーのみが回答しているが、アンケートでは「スマートフォン(携帯電話)」との文言を使っている。企業によっては個人所有の携帯電話に対する規定がスマートフォンにそのまま適用されるからである。
仕事中でも大半のユーザーが「メールやネット検索程度はする」
「仕事中や仕事の合間に、スマートフォンを使ってプライベートでしていること」を聞いた結果が図1だ。最も多かったのは「メール」で77.0%。次いで「ネットの閲覧」が63.0%、「通話」が43.0%と続いた。また、エンターテインメント性の強い「ゲーム」や「音楽を聴く」も3割近くにのぼり、仕事中でも、意外にスマートフォンをプライベートな用途に利用している人が少なくないことが分かった。