山田太郎氏は1980年代に自身が創立し国内上場させた会社で中国の国有企業を複数社買収、さらには100名を超す中国現地法人の創立に携わり、その董事長として事業を進めてきました。現在は、日本企業の中国進出や海外資金調達のサポートを手がけるユアロップ社を設立、日中間を往復する傍ら清華大学や北京航空航天大学、東京大学、早稲田大学で教鞭をとっています。この経験を踏まえ、現役の実務家としてダイレクトに役立つリアルな中国ビジネス事情をお届けいたします。

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山田 太郎(やまだ・たろう)
株式会社ユアロップ 代表取締役社長
1967年生まれ。慶応義塾大学 経済学部経済学科卒。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)などを経て、2000年にネクステック株式会社(2005年に東証マザース上場)設立、200以上の企業の業務改革やIT導入プロジェクトを指揮する。2011年株式会社ユアロップの代表取締役に就任、日本の技術系企業の海外進出を支援するサービスを展開。本記事を連載している、中国のビジネスの今を伝えるメールマガジン『ChiBiz Inside』(発行:日経BPコンサルティング)では編集長を務める。