2月末にWindows 8のConsumer Preview版が公開され大きな話題となっています。Windows 8はクラウドサービスと密接に連携したOSで、2011年9月に公開されたDeveloper Preview版よりAzureを利用するアプリケーションを開発するためのツールキットも公開されています。それ以外に、Azure Service Busを利用可能にしたSDK for Node.jsの2012年2月版も公開されています。
Windows 8対応Azureアプリ開発ツールキットを公開
2012年2月29日に、Windows 8のConsumer Preview版がリリースされました。併せて、Windows Azureを活用したWindows 8向けアプリケーションの開発などについても情報が公開されています。
具体的には、プッシュ通知機能、クラウドストレージ、アクセスコントロールを活用したWindows Metroスタイルのアプリケーションを作成するためのツールキットである「Windows Azure Toolkit for Windows 8」が用意されています。ただし、現在はWindows 8のDeveloper Preview版への対応のみで、Consumer Preview版については対応を準備中です。
なお、Windows Azure開発環境としてWindows 8を利用する場合は、Web Platform Installerによる一括インストールではなく、マニュアルでインストールを行う必要があります。Windows 8側の設定方法なども含めたインストールマニュアルが公開されています。
●関連情報
[Windows Azure Toolkit for Windows 8]
[Installing the Windows Azure SDK on Windows 8]
SDK for Node.jsの2012年2月版を公開
2012年2月23日、Windows Azure用Node.jsアプリケーションを開発するための「Windows Azure SDK for Node.js」がアップデートされ、2012年2月版になっています。今回のアップデートではWindows Azure Service Busがサポートされたほか、バグの修正などが実施されています。
Windows Azure WebサイトにあるNode.jsデベロッパーセンターからも最新版をインストールできます。Node.jsでWebアプリケーションを作成するチュートリアルなども日本語で用意されていますので、ご活用ください。
●関連情報
[Windows Azure SDK for Node.jsインストール(WebPI経由)]
[Windows Azure SDK for Node.js]
[Node.jsデベロッパーセンター]