「横浜Android勉強会 Hack-a-Party! #10 - A3に向けたアイディアソン」が2012年2月4日、開催された。横浜近辺のAndroid開発者が集まり、半日の短時間でAndroidアプリのアイディアを練り、プレゼンをまとめ発表した。

写真●横浜Android勉強会 Hack-a-Party! #10- A3に向けたアイディアソン
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Fandroid EAST JAPANのアイディアシートを使用

 「横浜Android勉強会 Hack-a-Party!」は、日本Androidの会横浜支部の高橋憲一氏が主催する勉強会。2010年から初心者向けハンズオン講座やハッカソン、ソースコードリーディング、ライトニングトークなど様々な形態での勉強会を続けており、今回が10回目となる。

 今回は、A3 2012へ応募するアプリのアイディアをテーマに、アイディアソンを行った。アイディアソンとは「アイディア」と「マラソン」を組み合わせた造語で、一定の時間アイディアを考え続け発表するイベントである。

 アイディアを考え、発表するためのフォーマットとして、Fandroid EAST JAPANのアイディアシートの提供を受け、利用した。シートにはアプリのターゲットや、類似アプリと差別化ポイントなどの項目が設けられており、それらを記入していくことでアプリの輪郭が明確になり、そのままプレゼンテーション資料にもなるという仕組みだ。

 Fandroid EAST JAPANは、仙台の技術者クリエイターがAndroidによる産業振興や人材育成を目的として結成したコミュニティ。Fandroid EAST JAPANの理事長は、アイディア発想のコンサルエィングなどを行なっているアイディアプラント 代表の石井力重氏が務めている。石井氏と、横浜Android勉強会の高橋氏が高校の同級生という縁で今回のコラボとなった。

 優秀なアイディアにはA3 2012事務局より、モバイルバッテリーや『HTML5によるAndroidアプリ開発入門』、『フェイスブック 若き天才の野望』といった賞品が提供される。

写真●用意された賞品
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 参加したメンバーは半日間もくもくとアイディアの練り上げとプレゼンの作成を行い、最後に発表を行った。

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写真●もくもくとアイディアの練り上げ、プレゼン作成
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