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コンテスト常連入賞者が明かすスマホアプリ開発のコツ

受賞アプリで解説するアイデア探しのセオリー

渡嘉敷 守=ミライアプリ 2012/02/28 ITpro

 スマートフォンは今や、高性能なハードウエア、充実したアプリ開発環境、アプリのユーザーへの提供手段が整い、アプリ開発の課題や差異化要素となるのはアイデアとUIになってきています。そこで、今回と次回の2回にわたり「アイデア」と「UI」についてお話したと思います。今回は「アイデア探し」というあまり語られることのない難しいテーマになりますが、なるべく一般論ではなく、著者の経験から得た持論を述べたいと思います。皆様のアイデア探しに対する何らかのヒントや刺激になれば幸いです。

 筆者はこれまで、モバイルアプリのいくつかのコンテストに応募し、賞をいただくことができました。2008年Googleにより開催されたAndroidアプリコンテストであるAndroid Developer Challengeで日本人唯一のファイナリストとしてTOP50に選ばれています。

表●筆者が受賞したモバイルアプリのコンテストと作品
コンテスト名作品名結果
20072画面iアプリコンテストDialCall佳作
2008Android Developer ChallengeMyClosetファイナリスト(TOP50)
2009Android Developer Challenge 2Web Clip WidgetTOP200 (Lifestyle 12位)
2011Disney スマートフォンアプリコンテストDisney ふせん準グランプリ
Mashup Awards 7マガポ.テーマ賞
Innovation Weekend Grand Finale 2011エニアグラムによる子育て支援サービスサイバーエージェント・ベンチャーズ賞

 もちろん応募したものの、受賞に至らなかったコンテストもいくつもあります。しかし、多くのコンテストに参加し、賞をいただいた経験から、なにかしら皆様の参考になるお話ができるのではないかと思います。

 コンテストに参加することはモチベーションを高め、締切日までに集中するための良い目標設定になります。参加して納得の行く作品を作ることができればそれだけで十分な価値を得ることができます。例えば、2010 Augmented Reality Application Developer ChallengeではARを用いたアプリ開発を始めるきっかけとなり、後に雑誌にかざすと掲載アイテムを購入できるアプリ「マガポ.」の開発につながっています。

 コンテストの結果は審査基準や方法との相性に左右されるということもありますが、結果よりも経験を積むことを重視すると開発者として成長する機会として利用できます。相性に関しては受賞した作品を確認すれば自明です。思わず唸るような作品であればそこから学ぶことも多いと思います。最も、世に出すアプリを開発する以上、目指すべき結果はユーザーに満足してもらうことであるということは忘れてはいけません。

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