NTTドコモの「ARROWS X LTE F-05D」（富士通東芝コミュニケーションズ製）は、高速なデータ通信が可能なXi（LTE）に対応したAndroidスマートフォンだ。ワンセグ、おサイフケータイなどガラケー機能をほぼすべて網羅している。防水仕様なので、濡れた手で操作しても、万一、水の中に落としても大丈夫だ。NTTドコモの冬春モデルの中でも、ハイスペックな国内メーカー製ということで店頭での人気も高い。その実力をチェックしてみよう。
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防水防塵対応の薄型ボディー
IPX5/8の防水、IP5Xの防塵に対応する。濡れた手で使えるので、台所などでも安心して使える。ほぼフラットな形状で、装飾は控えめだ。外装はプラスチック製で光沢のある塗装が施してある。背面は微妙にグラデーションになっている。本体色はブルーブラックとマゼンダの2色。高級感はあまりないが、質感はまずまずといったところだ。側面は斜めにカットされていて手になじみやすい。ボディーの厚さは9.8～9.9mmとスリムだ。重さは約124g。幅は64mmで、ほかのXiスマートフォンと比べると細くて片手で持って操作しやすい。
ハイスペックなオールインワン端末「ARROWS X LTE F-05D」。デザインはシンプルで、持つ人を選ばない印象だ。背面下部に見える金属部分は充電スタンドに置いて充電するための端子
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3.5型液晶を搭載するアップルの「iPhone 4S」との比較。4.3型液晶を搭載するが、重さは約124gでiPhone 4S（140g）より軽い。幅はiPhone 4Sの58.6mmよりやや広い64mm。それでも同じXiスマートフォンの「GALAXY S II LTE SC-03D」や「Optimus LTE L-01D」に比べると幅は狭い
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前面にはメニュー、ホーム、戻るの3つのハードウエアボタンがある。細長いが押しにくいとは感じなかった。側面には電源とボリュームボタン、ストラップ穴がある
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防水のため、端子のカバーにはパッキンがついている
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microUSB端子、マイクロHDMI端子を上部に備える。上部にはワンセグ用のアンテナもある。別売りの専用ケーブルなどを使えば、USBメモリーや外付けHDDなどを接続してデータの読み書きができる
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