NTTドコモが2011年12月15日に発売する「Optimus LTE L-01D」(LGエレクトロニクス製)は、同社のLTE網を使った次世代高速通信サービス「Xi」(クロッシィ)に対応したスマートフォンだ。グローバルモデルらしい先進的でハイスペックな仕様でありながら、日本独自のワンセグとおサイフケータイに対応する。Optimus LTE L-01Dの実力をみていきたい。

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シンプルなデザインと高画質な大画面IPS液晶

 デザインはシンプルで控えめな印象だ。角に丸みがあり手になじみやすい。背面は滑りにくい仕上げになっている。形状はほぼフラットで、背面のカメラ部分がやや盛り上がっている。本体色は赤と黒の2色。

 ディスプレイは「4.5インチ True HD IPSディスプレイ」。4.5型はスマートフォンの中でも最大級で、非常に見やすい。IPS液晶で視野角が広い。明るさ、コントラスト、発色も良好だ。解像度は720×1280ドットと高く、1インチあたりの画素数は329ppi。表示はきめ細かく、写真や動画をきれいな画質で見られる。タッチ操作の反応も特に問題は感じられなかった。

 ディスプレイが大きいだけに、本体もスマートフォンとしては大型だ。角に丸みがあるので持ちやすいが、手の小さい人だと、片手で持って親指で操作するのは難しい。

720×1280ドット表示対応の4.5型IPS液晶を搭載。明るさ、コントラスト、発色も良好だ。シンプルで丸みのあるデザインだ
720×1280ドット表示対応の4.5型IPS液晶を搭載。明るさ、コントラスト、発色も良好だ。シンプルで丸みのあるデザインだ
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背面は滑りにくい表面仕上げが施されている。カメラ部分が少し盛り上がっている。背面下側のスリットはスピーカー。FeliCaマークが中央にある
背面は滑りにくい表面仕上げが施されている。カメラ部分が少し盛り上がっている。背面下側のスリットはスピーカー。FeliCaマークが中央にある
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3.5型のディスプレイを搭載するアップルの「iPhone 4」との比較。幅はOptimus LTE L-01Dが約68mm、iPhone 4が約58.6mmで1cm近く違う。Optimus LTE L-01Dの方がふた周り近く大きく細長い印象だ
3.5型のディスプレイを搭載するアップルの「iPhone 4」との比較。幅はOptimus LTE L-01Dが約68mm、iPhone 4が約58.6mmで1cm近く違う。Optimus LTE L-01Dの方がふた周り近く大きく細長い印象だ
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液晶面にはタッチセンサー式ボタンが3つある。左右のメニューボタンと戻るボタンは、タッチしたときだけ光る
液晶面にはタッチセンサー式ボタンが3つある。左右のメニューボタンと戻るボタンは、タッチしたときだけ光る
液晶面にはタッチセンサー式ボタンが3つある。左右のメニューボタンと戻るボタンは、タッチしたときだけ光る
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