顧客や消費者に関して集められた膨大なデータを「ビッグデータ」という。このビッグデータを分析することで、企業は消費者の動向が理解できたり、今後の事業展開の指針を得られたりする。野村総合研究所のコンサルタントである著者は、2010年代は「ビッグデータビジネス」の時代であると説く。これまでのデータマイニングなどの概念とどう違うのか、今なぜビッグデータビジネスの機が熟したといえるのかを解説する。

ビッグデータビジネスの時代

ビッグデータビジネスの時代
鈴木 良介著
翔泳社発行
1890円(税込)