超上流のアンチパターン
目次
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業務改善のはずが現行システムの焼き直しに
思い違い症候群
システム開発の上流工程では、どのようなシステムを作るのかという要件を定義していきます。この段階で、間違った進め方をしてしまうと、システム化の本来の目的を見失い、役に立たないシステムが出来上がることになります。今回は、このシステム要件の定義に失敗したケースについて見ていきましょう。
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用語理解の違いで会議が先に進まない
すれ違い症候群
システム開発プロジェクトの上流工程では、現状分析やあるべき姿の検討に際して、インタビューやヒアリングなど、他者とのコミュニケーションを必要とする機会が数多くあります。コミュニケーションを媒介する言葉ですが、同じ日本語を使っていても、業界特有の使い方をする用語や、部門内でしか通用しない用語もあるので…
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その業務フローは誰も読めない
とりあえず症候群
今回は、業務フローという成果物の作成にばかり目が行ってしまい、業務フローを作成する本来の目的を見失って使い物にならない成果物を生み出してしまったケースについて見ていきましょう。嘘のような話ですが、実際にあるプロジェクトで本当に起こってしまった話です。
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数カ月かけた業務フロー作成が水の泡に
もぐら叩き症候群
業務改善やシステム化の上流工程では、現状業務の流れを把握するために「業務フロー」を作成します。ここで作成された現状の「業務フロー」は、業務の抱える問題点を分析する際や、あるべき姿を検討する際に使用します。この「業務フロー」は、ポイントを押さえて要領良く作成しないと、作業量が増えてしまします。それだ…
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超上流のアンチパターン
システム開発プロジェクトの上流工程では、業務や要求の分析を通じてシステムが担うべき役割を定義していきます。ここで作成する成果物が、システム開発の起点となります。実際のプロジェクトで作成されている上流工程の成果物の中には、せっかく作ったのに使われなかったり、後工程になってから作り直したりと、品質面で…
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いつまで経っても業務要件がまとまらない
しまいこみ症候群
上流工程では、現状の業務について確認したり、課題の解決方法を検討したりと、会議を設定する機会が数多くあります。今回は、会議の計画や運営で失敗したケースについて見ていきましょう。
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