近距離無線通信規格「NFC(Near Field Communication)」を使った開発イベント「NFCハッカソン」が2012年1月21日に東京・銀座のリクルート メディアテクノロジーラボ(MTL)Cafeで開催された。前日の「NFCアイディアソン」に続いて、実際にアプリを開発するハッカソンは、朝10時からスタート。メインとなる開発に先立ち、まずはアイディアソンでも登場したソニーのプロフェッショナル・デバイス&ソリューショングループ プロフェッショナル・ソリューション事業本部 FeliCa事業部 鳥居三朗氏から、前日よりも詳細なNFCのモードや規格についての説明や関連商品などの紹介があった。
その後、初日のアイディアソンから参加者が増えたこともあり、改めてチーム分けを実施。アイディアソンに参加したチームも含め、合計9チームでいよいよ本格的な開発がスタートした。約7時間という制限時間に追われながらも、実装への開発に取りかかれればあとはもう作業するのみ。「もくもく」とノートPCに向き合う参加者の姿が印象的だった。
長いようで短い開発時間は18時で終了。引き続き各チームのアプリ発表となった。