ITを活用した経営・業務の革新や新たなビジネスの創出に挑む企業にとって現在、見逃せない存在になりつつあるのがスマートフォンやタブレットだ。この1~2年でPCに肩を並べるほど性能が向上し、急速に普及。これに伴い、インターネットビジネスの提供先としての魅力が高まっている。
現場のITエンジニア達にとっても、スマートフォン/タブレットを前提とした開発のあり方が求められるようになった。今や業務システムへアクセスするための端末として十分な実用性を備える。
こうした動きに関心を持つ全てのビジネスパーソンに向けたカンファレンスイベントが「スマートフォン&タブレット2011冬」である。2011年12月13~15日に東京都内で開催されたこのイベントには、各界のキーパーソン達が集結。3日間で約50のセッションを通じ、最先端の市場動向やビジネスモデル、技術情報を紹介した。以下の関連記事を読み、スマートフォン/タブレットの利活用やビジネス開発に向けたヒントを一つでも多く見つけてほしい。
最新市場動向、製品・サービス戦略、企業利用のポイント
「スマホはブームの段階を過ぎネット利用の標準に」、野村総研の石綿氏
「スマホ向けにマルチネットワーク化が急務」---KDDIの牧執行役員
「私物スマホに対して利用ルールを整備せよ」、NRIセキュアの原田氏
ビジネス創出のための勘所
「スタートアップが急速に増えた1年」、キャピタリストらが最新事情
「きちんと説明すれば炎上は防げる」、ネットエージェント池添氏
「ネットビジネスにはクラウドの活用を」――日経パソコン副編集長
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アプリ・サービス開発の極意
「ユーザーの情報を守るのはアプリ開発者の責務」、ソニーDNAの松並氏
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