2011年師走。今年も残すところ後わずかとなった。特集の最後は年の瀬らしい話題として、スマートフォンユーザーに聞いた2011年を通じての「スマートフォンが似合う有名人」「2011年を表すIT用語」「印象に残ったITニュース」のランキングを紹介する。ランキングは870サンプルから集計した結果である。「自由回答形式」での回答を手集計したもので、「純粋想起」での回答となっている。
2011年“スマートフォン・オブ・ザ・イヤー”は渡辺謙氏
スマホユーザーに、2011年の“スマートフォンが似合う有名人”を聞いたところ、ダントツでトップは俳優の渡辺謙氏で12.1%。今年はNTTドコモのスマートフォンCMイメージキャラクターとして出演し、ユーザーにイメージが浸透しているようだ。
1 | 渡辺謙 | 12.1% |
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2 | 孫正義 | 5.2% |
3 | スティーブ・ジョブス | 3.8% |
4 | 木村拓哉 | 3.6% |
5 | 嵐 | 2.6% |
6 | 福山雅治 | 2.0% |
7 | 劇団ひとり | 1.8% |
8 | 堀北真希 | 1.7% |
9 | 田村淳 | 1.4% |
10 | SMAP | 1.0% |
10 | 上戸彩 | 1.0% |
10 | 櫻井翔 | 1.0% |
次いで多かったのがソフトバンクモバイル代表取締役社長の孫正義氏で5.2%、米アップル創業者の故スティーブ・ジョブス氏が3.8%。スマートフォン元年と言われる2011年の代表として両氏の名前が挙がってくるのはもっともではあるが、他の業界で創業者や経営者の名前が「○○・オブ・ザ・イヤー」として挙がってくるのは珍しいだろう。そのほか、「SMAP」「嵐」など携帯電話事業者各社のCMに起用したタレントや劇団ひとり氏のような“家電芸人”が上位10位までに挙がった。
2011年を表すIT用語は、まさに「スマートフォン」
スマホユーザーが選んだ「今年のIT用語」はトップがそのものズバリ「スマートフォン/スマホ」で22.9%。3位に挙がった「iPhone4S」(4.3%)」、4位、5位に入った「iPhone」(3.7%)と「Android」(3.6%)もスマートフォン関連であり、急速な市場への浸透など、とにかくスマートフォンネタが終始話題となる1年だった。
1 | スマートフォン/スマホ | 22.9% |
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2 | クラウド | 9.3% |
3 | iPhone4S | 4.3% |
4 | iPhone | 3.7% |
5 | Android | 3.6% |
5 | スティーブ・ジョブス | 3.6% |
6 | 3.0% | |
7 | twitter/ツイート | 2.4% |
8 | Wi-Fi、WiMAX | 1.7% |
9 | mobage | 1.3% |
10 | iPad | 0.9% |
10 | タブレット | 0.9% |
今回の特集でも取り上げたSNSでは6位、7位に「Facebook」(3.0%)、「Twitter/ツイート」(2.4%)が入った。ユーザー数の伸長だけでなく、情報の拡散による問題もぽろぽろと出たことから注目が集まったと言えそうだ。
印象に残ったITニュースは「ジョブス氏の逝去」
記憶に新しいのは、多くのファンを持つ米アップルの創業者「スティーブ・ジョブス氏の逝去」。スマートフォンユーザーにとっては、特に大きなニュースであり、アンケートのコメントには「ITの世界で一時代どころか“三時代”分を築き上げた」「業界の巨人として私たちの生活を変えた」などが挙がった。
1 | スティーブ・ジョブス逝去 | 15.7% |
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2 | iPhone4S発売 | 6.4% |
3 | KDDIによるiPhone発売 | 3.1% |
2番目に挙がったのは「iPhone4s発売」で6.4%。ジョブス氏のニュースと時期が重なったこともあり、大きな話題となった。「KDDIによるiPhone発売」もスマホユーザーにとっては大きなニュースだった。ソフトバンクモバイル以外からのiPhoneの登場で、競争の激化にユーザーも注目しているようだ。
モバイルマーケティング・ジャパン プロデューサー