本書のゴールは、ソフトウエア工学の大家であるマイケル・ジャクソン氏が提唱した「ジャクソンシステム開発法」を理解することだ。目標に向かい、ソフトウエア設計に欠かせない抽象化などの概念を多角的に解説する。ある程度のプログラミングの経験がある技術者が、ソフトウエア設計を改めて体系的に学ぶための一冊といえるだろう。

ずっと受けたかったソフトウェア設計の授業

ずっと受けたかったソフトウェア設計の授業
飯泉 純子/大槻 繁著
翔泳社発行
2625円(税込)