基板上のコネクタの位置は、iPhone 4とiPhone 4Sとではかなり違うが、CDMA版iPhone 4とiPhone 4Sとでは比較的似ている。ただし、CDMA版iPhone 4はSIMカード・スロットを搭載していないため、SIMカード・スロットを持つiPhone 4Sとは基板上の部品の配置自体は異なっている。iPhone 4を改良してCDMA版iPhone 4が開発され、CDMA版iPhone 4をベースに仕様を向上させたものがiPhone 4Sだと言えそうだ。
なお、分解の詳細については、日経エレクトロニクス2011年11月14日号の特集「スマホ部品で勝つ」に掲載した。併せてお読みいただければ幸いである。