ジャンル ビジネス
アプリ名 FP電卓
作者 nTak
料金 無料
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年金現価係数で金利計算をしたところ。100万円を10年間毎年受け取るのに、年利3%の複利で運用するとしたら、これだけの資金が必要という数字

 自慢ではないが、お金のことはよくわからない。たくさんあればうれしいし、残高が少なくなると緊張する。そういう意味では、現在の値しか理解できていないのかもしれない。しかし世の中には複雑な金融計算が必要なことがままある。複利で10年回すといくら? といったことは、まあ1.03を10乗して、元金に掛ければいいぐらいのことはわかるつもり。けれど、関数電卓でもないと10乗の計算が面倒だし、35年ローンなどだと何回掛けたか忘れそう。年金の計算や資本回収の計算となれば、計算式すらおぼつかない。

 「FP電卓」は、複雑な金融計算の答えを簡単に弾きだしてくれるビジネスパーソンの力強い味方だ。専用の電卓などがなくても、スマートフォンで複利計算がさっとできる。専門家ならすぐにできる計算でも、一般人には手強い相手になる。それに、計算式が正しいかといった不安要素も多い。条件を入力すればすぐに答えが出る「電卓」のありがたさがそこにある。

 16ケタの電卓アプリとして普通に計算するのはもちろん、メモリー計算や消費税の計算などもできる。だからごく日常の電卓として使っていて、必要なときには伝家の宝刀を抜いて金融計算を一刀両断するという早変わりも可能だ。こんな電卓で、住宅ローンの金利の総額などを計算してしまったら、ちょっと借りたくなくなってしまうかもしれないなあ。