これまで本連載では、IE9 MobileやOffice Mobile、ZuneといったIS12Tの主要な機能を検証してきた。今回はWindows Phone IS12Tの特徴でもある、カメラ機能を検証してみたい。

圧倒的な解像度を誇るIS12Tのカメラ

 IS12Tが搭載するカメラは、13.2MピクセルというWindows Phoneを含む全スマートフォンの中でも圧倒的な画素数を誇っている(図1)。既存のWindows Phone 7端末の多くは5Mピクセルにとどまっており、最も高解像度のHTC 7 Mozartでも8Mピクセルだった。

図1●IS12Tは13.2Mピクセルという解像度のカメラを備えている
図1●IS12Tは13.2Mピクセルという解像度のカメラを備えている
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 海外向けの最新端末「Samsung Focus S」や「Nokia Lumia 800」でも8Mピクセルであり、当面は他の追随を許さないスペックといえるだろう。

 また、画像エンジンとして富士通製の携帯電話が採用する「Milbeaut Mobile」を採用している。これにより、カメラから入力された画像を最適な画質に自動処理するようになっている。