今後はどのようなパソコンに注目が集まっていくのか。それを展望するため、1万9760人の回答によるパソコンの認知度と今後購入したいメーカーの集計結果を見ていこう。
認知度はVAIO、購入意向はアップルが1位
各社のパソコン製品のブランド名に対する認知度を聞いたところ、1位になったのはソニーのVAIO(図18)。ノートとデスクトップで同じブランド名を使っているためか、「購入したことがある」の比率は30%を超えた。続いて東芝やNECと国内大手メーカーのブランドが並ぶ。
富士通は、2010年夏に従来の「FMV-BIBLO」「同DESKPOWER」から「FMV LIFEBOOK」「同ESPRIMO」に刷新した。その影響で、FMV LIFEBOOKが10位に入るだけにとどまった。
次に購入したいメーカーでは、アップルが1位になった(図19)。購入したい理由は「デザインが良い」「操作性や使い勝手が良い」を選んだユーザーが多く、それぞれ68.8%と58.9%だった。2位はNEC、3位はデルとなった。NECを購入したい理由は「信頼できる」が最も多く、50.7%だった。デルは「コストパフォーマンスが高い」が74.6%だった。