前回までで画面の作成が終わった。いよいよ動作の設定にとりかかる。ここで使用するのは「Blocks Editor」と呼ぶ画面だ。

(4)Blocks Editorの設定

 Blocks Editorはどのようなアクションをさせるかを決める画面だ。

 今回のアプリでは、動作は大きく3つに分けられる。動作別に設定を行う。

<3つの動作>

1.音声認識機能を使用したあとの動作

2.ツイートボタンを押したときの動作

3.音声認識ボタンを押したときの動作

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1.音声認識機能を使用したあとの動作

  認識した音声の内容をテキストボックス「SendTextBox」に表示させる動作を設定する。

Blockの種類 場所 説明
SpeechRecognizer.AfterGettingText MyBlocks→SpeechRecignizer 音声認識機能を使用した後の動作。また、変数「Result」が作られ、認識した内容が入っている
SendTextBox.Text MyBlocks→SendTextBox SendTextBoxの文字設定。Toに音声認識の結果である変数「Result」(MyBlocks→My Definition)を置く
result MyBlocks→My Definition 音声認識で認識した内容。SendTextBox.Textの横に置く

 これにより、音声認識を使用したあと、認識した内容は変数Resultに置かれ、テキストボックス「SendTextBox」に表示される。

2.ツイートボタンを押したときの動作

 ツイートボタンを押したとき、Twitterを認証し、テキストボックス「SendTextBox」に書かれた内容をツイートし、送信が完了しましたとアラートを立てる動作を設定する。

Blockの種類 場所 説明
Twit_Button.Click MyBlocks→Twit_Button Twit_Buttonを押したときの動作設定
SendTextBox.Text MyBlocks→SendTextBox SendTextBoxの文字設定
result MyBlocks→My Definition 音声認識で認識した内容。SendTextBox.Textの横に置く
Twit_Button.Click MyBlocks→Twit_Button Twit_Buttonを押したときの動作設定

3.音声認識ボタンを押したときの動作

 音声認識ボタンを押した時の動作を設定する。

Blockの種類 場所 説明
recButton.Click MyBlocks→recButton recButtonを押したときの動作設定
SpeechRecognizer.GetText MyBlocks→SpeechRecognizer 音声認識機能を立ち上げ、認識した内容を文字にする